この記事を読まれているということは、これから大事なプレゼンテーションをきっと行われるのでしょう。
プレゼンの成功の秘訣・・・
それはプレゼンが上手い人を真似しましょう!
ということで、個人的にも一般的にもプレゼンが上手いと言われるあの人のプレゼンはどうやって構築されているのか、その秘訣を見て行きましょう!
誰もが知るAppleを創業し、世界で一番価値のある企業に育てたスティーブ・ジョブズからプレゼンテーションを考察して行きましょう!
Appleはスティーブ・ジョブズをプレゼンテーションによって世界のTOP企業に登りつめたと言われるほど、プレゼンが上手で有名です。
果たして、彼はどのようなプレゼンを行ったところ、聴衆を魅了したのでしょうか?
実際に世の中を本当に変えてしまった[iPhone]を紹介する時のプレゼンの動画がありましたので掲載します!
おまけで伝説と言われたとある大学での卒業式でのスピーチ
みなさん、この動画を見られてどのように思われたでしょうか?
初めて聞いた人であれば思わず聞き入ってしまうのではないでしょうか?
ましてやこの時、iphoneというのがここまで浸透していないので、聴衆はかなりワクワクしながら聞いていたことに違いないでしょう。
それではどのようなことを意識すればこのような素晴らしいプレゼンになるのか、1つ1つ見て行きましょう。
その1:圧倒的な練習量
あの聴衆を魅了するプレゼンの裏には、相当な練習があるようです。
私はなかなかプレゼンをする機会が無いのですが、何度かやったことはあります。
資料づくりなどの基本的な準備はもちろん、数時間プレゼンの練習をしたりしていました。
十分に準備したなと私は思っていたのですが、やはりジョブズはその比にならないほど準備を周到に行なっております。
- 本番前の数週間前から準備をする
- リハーサルは丸2日の日にちを設ける
- 本番と全く同じ状況を作って、1回〜2回本番同様の練習を行う
後ほど紹介しますが、どの言葉1つをとっても十分に考えられていることがわかります。
たった10分弱のプレゼンにここまで時間を使っていること自体、私はびっくりしました。
あの大勢の聴衆の中、あんなに堂々と話せる理由は相当な準備をしたからこその自信があるからでしょう。
また実際に自分がどう言う風に話しているのか、聴衆にどう聞こえているか、どのトーンで話すべきなのかまで意識していると思います。
プレゼンの練習として簡単に録画録音ができるデバイスがあるので、これで事前に練習し、どのように話しているのか、どのように聞こえるのか客観的に見る上でもこのデバイスはオススメです。
その2:コンパクトに3〜4項目以内に抑える
研究結果でも出ているのですが、人間が一度に楽に覚えられる項目数は3〜4点までと言われております。
iPhoneのプレゼン動画や大学でのスピーチでみた方は思い出してみてください。
ジョブズは最初から話す内容の項目数を宣言しております。
「今日は私の人生から3つのストーリーを紹介します。それだけです。大したこはありません。たった3つです。」
この言葉から分かるように、予め話す内容のアウトラインを3点あると最初から言うことで、聴衆は本日話す内容のアウトラインがわかり、話す項目の3点だけに着目すれば良いのだと無意識に考えます。
これがコンパクトに3〜4項目に分けるための大きなメリットです。
その3:難しい言葉は使わず、シンプルな表現を使う
ジョブズは日常から意識的に短文、具体的にいうと70文字以内で会社でも製品でも説明するとトレーニングを行っていたようです。
代表的な言葉として
iPodを説明した時の言葉
「iPodはガムより小さくて軽いんだ」
「1000曲がポケットに」
かなりシンプルで短くまとまっています。
ジョブズがよく使う手法として、短く覚えやすく表現しているのですが、よりインパクトを残すために比喩表現を使っています。
またこの言葉を選ぶためにも相当な時間を費やしていると思います。
長い準備期間はこのために設けていると言っても過言ではないです。
その4:スライドには文字を詰め込めない
私たちがよくやりがちな事として、文字をスライドに入れてしまう事です。
ジョブズは0とは言いませんが、極力スライドには文字を詰め込まないようにしていました。
なぜか。
スライドに文字があるとプレゼンよりそのスライドを読んでしまおうとしてしまうので注意が散漫になってしまうのを避けるために使わないようにしていたようです。
いかがだったでしょうか?
確かにジョブズは聴衆を魅了するプレゼンを行いますが、用意周到に準備をしどの言葉を使うか、細部までしっかりと詰め込む。
いきなり同じことはできないと思いますが、プレゼンをする際の意識として持っていたほうがより良くなることでしょう!
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